鶏むね肉は、鶏もも肉に比べるとあっさりとしていてクセのない部位になります。また価格的にもリーズナブルで、高タンパク低脂肪という特徴から、ダイエット中の方にも人気のある食材です。
そんな鶏むね肉の「ご飯のおかずにも、晩酌のお供にもなるレシピ」と、鶏むね肉の基本情報をまとめてみました。料理初心者の方にも簡単に作れるレシピばかりなので、参考にしていただけたら幸いです。
鶏むね肉を選ぶポイント
・ドリップ(赤い肉汁)がパックにたまっていないもの
白く濁ったような色をした鶏むね肉は鮮度が落ちている可能性があります。
鶏むね肉の下ごしらえ
・筋の部分や、身の中にある血のかたまりを包丁の先端などを使って取り除く
これらの下ごしらえをすることによって、鶏むね肉の臭みを抑える効果が期待できます。
鶏むね肉のパサつきを防ぐ方法
粉でコーティング
小麦粉や片栗粉をまぶしたり、もみ込むことで鶏むね肉がしっとりと仕上がります。小麦粉や片栗粉でコーティングすることによって、肉に含まれる水分の流出を防ぐとともに、粉が調味料や水分を含みやすくなる効果があります。
オイルや調味料でコーティング
オイル・砂糖・ヨーグルトなど、さまざまなもので鶏むね肉をマリネすると、コーティング・保水効果によってパサつき防止につながります。さらに、肉を柔らかくする・臭みを抑えるなどといった効果も期待できます。
油で揚げる
小麦粉やパン粉など衣をまとわせることで、水分の流出を防ぎ、さらに油によるコクによってパサつきを防ぐことができます。
とり天
調理時間は約30分
大分県民のソウルフードである鶏の天ぷら、通称とり天。サクサクの衣の中に、旨味をギュッと閉じ込めたジューシーな鶏むね肉は絶品です。
天つゆをつけても美味しくいただけますが、ポン酢や酢醤油・カボス醤油など酸味のあるタレに練りからしをつける食べ方が一般的です。
鶏むね肉のマヨポン炒め
調理時間は約15分
小麦粉ですコーティングされた鶏むね肉が、マヨネーズ・ポン酢のソースと絡むジューシーな一品です。仕上げに一味唐辛子やネギなどの薬味をふりかけると、さらに美味しくいただけます。
鶏むね肉とナスの味噌炒め
調理時間は約15分
ニンニクのきいた味噌の風味とトロトロになったナスが鶏むね肉の旨味を引き立ててくれる一品です。
よだれ鶏
調理時間は約5分(ゆで鶏作成時間は除く)
ゆで鶏をカットして、合わせ調味料をかけるだけのシンプルなレシピ。ゴマ油の風味と、お酢のサッパリ感で箸が止まらなくなる一品です。
鶏むね肉の生姜焼き
調理時間は約15分
鶏むね肉を使った生姜焼きは、さっぱりしていて、それでいてジューシー感が味わえる一品です。
鶏むね肉のタンドリーチキン
調理時間は約20分(漬け込み時間は除く)
ヨーグルトやカレー粉などの合わせ調味料でコーティングされた鶏むね肉はしっとりジューシー。カレーの香ばしい風味で食欲増進・ご飯やビールが進むこと間違いなしな一品です。
和風チキンピカタ
調理時間は約20分
卵を衣にしたチキンピカタに青のりを加えた和風テイストな一品です。卵の衣効果で、鶏むね肉の水分の蒸発を防いでしっとりと仕上がります。和風ソースをかけた後に、かつお節やきざみネギなどのトッピングもオススメです!
【参考書籍】
○鶏むね肉100レシピ
著者/市瀬悦子