こんにちは、イチオ(→プロフィールはこちら)です。
4月上旬、毎年この時期に顔を出す旬のやつ、タケノコを狩りに行ってきました。
「破竹の勢い」なんて言葉があるくらい、竹の成長スピードは尋常じゃないほどの速さです。
この時期は週に2回は山にチェックしに行かなければ、すぐに竹林になってしまいます。
イノシシに食べ荒らされた跡などもありましたが、なんとか数本をゲット!
タケノコは掘ってから時間が経過するごとに「えぐみ」が増すので、できるだけ早い段階でアク抜きしなければなりません。
なので、さっそく帰ってアク抜きをすることに。
しかし、わが家にはアク抜きに必要な米ぬかなどというものは備蓄していません。アク抜きのためにわざわざ買って来るのも手間ですし。(余った米ぬかの使い道にも困るし)
米のとぎ汁でもできますが、アク抜きのために準備するのも手間ですし…。
僕のように、身近にあるもので簡単にタケノコのアク抜きをしてしまいたい方には「米」を使ったアク抜きの方法がおすすめです。
米ぬかや米のとぎ汁がなくても、代わりに少量のお米(炊く前の状態・無洗米はNG)を使ってタケノコのアク抜きをすることができます。
米ぬか不要!米でタケノコのアク抜きをする方法
材料
・米(炊く前の状態・無洗米はNG)・・・1/4合~1/3合
・鷹の爪(赤唐辛子)・・・3~4本
アク抜きの手順
①土を洗い落として、根元部分の紫のイボイボ部分が少し残る程度のところでカットする
イボイボ部分が下にいくほど繊維が密になっていて固くなりすぎている場合があります。
②穂先(先端部分)の5~6cmのところで切り落とし、縦に3cm程度の深さの切れ込みを入れる
こうすることで、火の通りが良くなり、後で皮が向きやすくなります。
③鍋にタケノコを入れ、全体が浸かるくらいの水を入れ、米と鷹の爪(赤唐辛子)を入れ、沸騰するまで強火にかける
④沸騰したら弱火にして、落し蓋をしてから40分~50分ほど茹でる
茹で過ぎると、タケノコ本来の旨味までゆで汁に溶け出てしまうので、このくらいの時間がベスト。
タケノコはぷかぷかと浮かんでくるので、落し蓋は必須です。また茹でる際には、吹きこぼれには十分注意しましょう。
⑤根元を竹串で刺して、スっと入るようになっていれば火を止めて放置する(約8時間)
放置している間もアクが抜けていっているので、茹で上がったからといってすぐに取り出してはいけません。最低でも8時間は冷まさないとアクが残る可能性があります。
⑥タケノコの皮をむいて水洗いをする
茹でて柔らかくなった皮は簡単にむくことができます。
アク抜きに使用したお米がタケノコに残っている可能性があるので、しっかりチェックしながら洗い流します。
アク抜きしたタケノコの保存方法
タッパーや水漏れの心配のないチャック付きのビニール袋などにタケノコが完全に浸かるくらいの水を入れて冷蔵庫で保存します。そうすることでタケノコに含まれる水分が抜けることを防ぎます。
保存期間は4~5日程度。水は毎日取り替えましょう。
食べきれない場合は冷凍保存をすることもできます。
食べやすい大きさや調理予定のレシピに合った形にカットして、砂糖を少しふりかけてラップなどにくるみ冷凍庫で保存します。
砂糖を加える理由は、タケノコを乾燥から防ぐ効果があるからです。
定番の煮物以外のタケノコレシピ
バターしょうゆでタケノコを香ばしく
調理時間は約5~10分
・オリーブオイル・・・適量
・みりん・・・大さじ1
・バター・・・10g(ティースプーンに半分くらい)
①タケノコを食べやすい大きさにカットする
②フライパンにオリーブオイルをしいて、タケノコを炒める
③少し焦げ目が付いたら、調味料(しょうゆ・みりん・バター)を加えて、ひと煮立ちさせれば完成
時短・カンタン・美味しいので、おすすめの一品です。
豚肉とタケノコのオイスターソース炒め
調理時間は約15分
タケノコ(水煮)と相性の良い豚こま切れ肉を炒めて、合わせ調味料を加えるだけといった、とても簡単・シンプルかつ美味しくいただけるレシピです。
ごはんのおかずとしてはもちろん、お酒のおつまみにもなる一品です。(すみません、飲むことしか考えてません)
シャキッとジューシー!タケノコと鶏肉のガリバタ焼き
調理時間は約20分
タケノコと鶏肉が主役のガーリックバター焼きのレシピのご紹介です。タケノコのシャキシャキ食感とジューシーな鶏肉の相性バツグンな一品。ごはんにも、お酒のおつまみにも最適です。