生まれも育ちも大分県、大分県民のイチオ(→プロフィールはこちら)です。
海の幸や山の幸、おいしい食材にあふれている大分県の郷土料理・ご当地レシピについてまとめてみました。どのレシピも手順通りに作り進めていけば、料理未経験の方にも作れるような簡単で分かりやすい内容にしています。
大分県の味を、ごはんのおかず・晩酌のおともに加えていただけると幸いです。
大分名物 とり天
調理時間は約30分
とり天は、大分県民のソウルフードの代表格。やわらかな衣の中に、ギュッと鶏肉のうまみを閉じこめた大分県民の大好きな一品です。
酢醬油やポン酢に練りからしをつける食べ方が一般的ですが、カボス醬油や天つゆにつけるなど、いろんなつけダレで味の変化を楽しめます。
中津風からあげ
調理時間は約25分
ひとくちに中津唐揚げといっても店舗によって味付けにはそれぞれ違いがあります。そんな中でも共通する特徴は
○衣は薄くカリッとした食感
○中の鶏肉はジューシー
○鶏肉自体に味がしっかりとしみ込んでいる(醤油・ニンニク・ショウガなど)
試行錯誤した結果、奥さん子どもからも好評だったこのレシピにたどり着きました。ポイントは漬けダレと二度揚げです。
大分市独自のメニュー ニラ豚
調理時間は約15分
本来、ニラ豚といえば使用する豚肉の部位は豚バラです。しかし、お肉をたくさん食べたい場合、大量の豚バラ肉を使うと脂でギトギトになり過ぎてしまいます。
なので、たくさん豚肉を食べたい方には豚バラ肉よりも豚こま切れ肉などがおすすめです。
大分市に店舗を構えるニラ豚の名店「王府」風にキャベツたっぷりのニラ豚レシピになっています。
臼杵市に伝わる郷土料理 黄飯かやく
調理時間は約30分(煮込み時間を含む)
白身魚のすり身(エソや鯛など)と大根・ニンジンを炒め煮にした、大分県の東南部に位置する臼杵市の郷土料理「黄飯かやく(おうはんかやく)」。本来であればクチナシの実で黄色く色付けされた「黄飯(おうはん)」と呼ばれる黄色いご飯のお供として食べられていました。
臼杵市がまだ臼杵藩と呼ばれていた時代に、財政難の影響から「質素倹約令(贅沢禁止命令)」が発動されました。その結果、祝いの席などで赤飯などの贅沢品とされる料理のかわりとしてふるまわれたことが起源とされています。
しかし、その美味しさから、今でも臼杵市を中心として日常的に食べられている一品です。
臼杵市の名産魚カマガリを使った白身フライ
調理時間は約25分
臼杵市の特産魚であるカマガリという白身魚を使った白身フライのレシピです。タルタルソース(→自家製濃厚タルタルソースのレシピはこちら)やポン酢や酢醬油などいろんな食べ方で味わえる一品です。
まとめ
「大分の二度泣き」という言葉をご存知でしょうか?
大分県に転勤になった方が「大分県みたいな田舎には行きたくない」と一度泣く
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住み続けることで大分県の美味しい食文化や県民の暖かい人柄に触れるうちに愛着がわいてくる
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次の転勤先が決まる
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「大分県から離れたくない」と泣く
そんな大分県の食文化をぜひご自宅でご賞味ください。